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【出展者の声をお届け!】インスピレーションを受けているものは?〜ブローチ博 part.2〜

ひとつ身につければ、コーディネートに華やかさと個性を添えるブローチたち。どんな発想やアイデアからこのブローチは生まれたんだろう……。会場でひとつ手に取れば、その誕生の背景があなたの中にも伝わってくるかもしれません。

tukumokumo

本をパラパラめくっている時に飛び込んでくる色や目の前にある糸の色から受けることが多いです。

zum Beispiel

生活のあらゆるところにインスピレーションの種があります。落ち葉の色・カタチ・質感はもちろんのこと、壁のひび割れ、洋服のシミ、隣り合わせた車の配色、子供の何気ない一言などなど。

tocohana ceramics

「植物」です。形に悩んだりしたら、制作机の上にたくさんぶら下げたドライフラワーを眺めます。まじまじ見ているとこんなヘンテコな形もあるんだとはっとなったり元気になったりします。

totoko

田舎の山暮らしの中でいろいろと自然にインスピレーションを受けていると思います。

トリノコ

プロレスが好きです(画像はプロレスが好きすぎてカレンダーを作ってしまった時のモノ)。

Naoko Nakajima Pottery

山でみた風景、上高地、立山、異国のアンティークジュエリーや北欧3国の旅の思い出。朝の散歩道。植物図鑑。鳥図鑑。スケッチ。お洋服に合わせたとき素敵かなというもの。

ninon

北欧の暮らしや植物の写真集をみるのが好きです。おばあさんが着ているワンピースの刺繍や誰かの家のソファにかかっている織物の模様などについつい惹かれ創作意欲が沸いてきます。

hacu

日常にふと目にした風景や色合いが大半ですが、“ありとあらゆることから”、ですね。雑誌、絵本、テレビから、通りすがりの方が来ていたシャツの色やセーターの編み柄。目にしたもので心に残ったものを 「hacu」というブランドのコンセプトやイメージのラインに落とし込んでいきます。また数年前にサンプルで作ったもの(当時はボツにしたもの)から 次のアイデアのヒントをもらうことも多いです。自分が好きな色合いや形というものは 何年経ってもわりと固定しているので 以前作ったものでボツになったものもやっぱり好きな雰囲気のものが多いんだと気づかされます。

h.u.g

自分で拾ってきた自然物や身の回りにある面白いなと思うものの形や質感など参考にしています。

Handwork Stilla

出展の旅先で出会う風景からインスピレーションを受ける事が多いです。自然、人、古い建物、新しい建物、神社仏閣、遺跡、食べ物、日常から離れて心が落ち着いた時に感じるものが制作の源になっているのかもしれません。

fuji-gallery

日々の生活の中の身近なもの。

古川まみ

クレーの画集です。とても心地の良い中間色を、陶芸の中でも表現することができればと思い制作しています。自分の釉薬の持つ淡い色みは、そこが原点です。

po-to-bo

散歩中の空や木々を見ることで作品のイメージが湧いてきます。具体的なアイテムというよりも、綺麗なものを見たときの心のときめきや気持ち良さを作品に落とし込みたいと感じます。

mizutanidouguten

古いボタンや新しいボタン、かわいいボタンです。

mori de nohara de モリ デ ノハラ デ

森の自然から一番インスピレーションを受けています。樹々、草花、小さな生き物、空気、香りなど。

Rap!Rap!

一番、長くいる工房からの朝の景色。この景色を一番見ていて、色々思いつくから。インスピレーションをこの景色から受けているのかもしれませんね

luca

四季それぞれ色々な場所で目にする植物や自然の風景です。その場でアイデアが浮かぶ時もありますし、過去の記憶や写真に撮ったものをあとで見ているとひらめいたりします。

魚谷あきこ


散歩や公園などで見かける木々や草、こどもの頃に好きだった絵本などなど。

【出展者の声をお届け!】インスピレーションを受けているものは?〜紙博編 part.4〜

紙にまつわるプロフェッショナルが集う紙博。旅先で味わったものや音楽、昔ながらの玩具など、それぞれが出会ったものに刺激を受けて生まれるアイテムは、キラリと個性を輝かせる魅力的なものばかり。今回は、9組の出展者がインスピレーションを得ているものを一挙公開いたします! 

rala design

動物の何気ない行動・しぐさに、いろいろな情景を重ねてしまいます。いま、この動物は、「何を感じているんだろうか。」「どんな事を考えているんだろうか。」そんなことを思い浮かべていると、徐々にメッセージカードの世界観やストーリーが立ち上がってきます。

シイング

「クリスチャンボルタンスキー」
自分がアートを鑑賞しはじめた中で初期衝動はボルタンスキーでした。今でもずっと影響を受けているように思います。

オソブランコ

私達はズバリ「旅」と「食」!です。

GreenFlash

銭湯で過ごすリラックスしたタイミングで、色々考えることが多いです。

Paper message

街ゆく人の洋服の色合いや面白い色の建築物、好きな作家さんの作品、小さな子供の描いた絵など身近なところからインスピレーションを受けることが多いです。写真は旅先で食べた3色ジェラートの色合いが綺麗でイラストの参考になりそうとおさめた写真です。

高旗将雄

熊をよく描いていますが、その時はどちらかと言うと実際の熊より木彫りの熊の方を参考にしている気がします。写真は昭和新山の阿野みやげ店で購入した熊。(昭和新山、洞爺湖周辺は熱い木彫りの熊スポットです)

ATELIER.encle d’encle

これまでたくさんの国を旅してきました。その中で見た風景や、食べたもの、集めた紙ものなど、旅そのものが全てインスピレーションに繋がっています。

手紙舎 雑貨店

手紙社スタッフが選んだ書籍が並ぶ「本とコーヒー」。紙博や布博の出展者の方々のアイテムも揃うここはまさにアイディアの宝庫。いつも新しいアイテムのアイディアをもらっています。

夜長堂

古い玩具など

【出展者の声をお届け!】インスピレーションを受けているものは?〜紙博編 part.3〜

出展者の声をお届けする質問企画。「インスピレーションを受けているものは?」への答え第三弾は、お菓子のパッケージデザインやペーパーのサンプルなど、身近にあるさまざまな紙から発想を膨らませるみなさんの声をご紹介! ぜひ、それぞれの出展者紹介ページをチェックして、そのアイデアがどのように物づくりに繋がっているかを想像しながらお楽しみくださいね。

AUI-AŌ Design

AUI-AO Design(アウイアオデザイン)は、紙モノをつくる時、この紙を使いたいとか、この質感の紙いいねとか、印刷屋さんからこの紙余ってるんだけど、など相談を受け作品をつくることが多いです。なので、普段の案出しは、数千枚もの紙見本帳とにらめっこをして、まさに紙からインスピレーションを受け、紙モノへ変化をさせています。

岡崎直哉

ぼくの代表作でもある「カラートラベルガイド」は日本各地のおみやげ屋さんによく置いてある、ポストカードセットやミニカード全集からインスピレーションを受けてうまれた作品です。

ポスト舎

今はなき東ドイツの子ども向け雑誌ブンミです。素朴ながらしっかり可愛いブンミは、お店づくりにブレない感覚を与えてくれます。

山本紙業

社内のあちこちに広がっている「紙」。それを拾って眺めたりたりしています。紙が保管されている紙倉庫の雰囲気にも魅力を感じるので、倉庫自体がアイデアの源になっていたりもします。

ライフ株式会社

流行や最新のものを参考にすることもありますが、一番大切にしているのはライフの歴代製品です。70年の歴史の中で生まれたデザインや罫線、使いやすさや丈夫さのための工夫は“ライフらしさ”の根幹です。古いカタログや現行品を見返すことで新しい製品が生まれることもあります。

KaoPoK Bookbinding

日頃、目にする色やカタチ、素材の肌ざわりなど、素敵なものに出会うと手を動かしてカタチにしたくなります。

hase

15年程前から集めている砂糖のパッケージコレクションです。砂糖の袋は世界中にあるので色々な国の紙質を感じたり、小さなサイズの中でデザインされているのにインスピレーションを受けてます。

レトロ印刷JAM

日々、様々なお客様の印刷ご注文を目にしていますが、まだまだこんな遊び方があるのか! と、驚くことがたくさんあります。紙の使い方、インクの組み合わせ、形や加工、さらにはこだわり仕様の本まで。印刷後、さらにひと手間加えた商品や作品を目にすると、まだまだ印刷で遊ぶヒントや、新しいサービスが展開できないかと、いい刺激になります。

KNOOPWORKS

2000年の竹尾ペーパーショー「RE DESIGN」展をまとめた本です。身の回りに当たり前に存在するものをリデザインした作品は、その発想力に驚かされ、想像力を豊かに楽しませてくれます。何か新しいもの、面白いものを作りたくなる原動力となる大切な1冊です。

HI MOJIMOJI

いただきもののお菓子の箱や、きれいなデザインのパッケージに日々ときめきをもらってます。柄から今どきの流行を知ったり、素材や構造に「なるほど」と思ったりしています。

エモジ

製紙会社や代理店が出す紙のサンプル帳(紙のサンプル)です。新しいサンプルが届くとワクワクします。

ハチマクラ

大正~昭和初期の時代にとても惹かれます。個人的に蒐集している大正時代の図案やタイポグラフイの書籍から刺激を受けることが多いです。

【出展者の声をお届け!】インスピレーションを受けているものは?〜布博編 part.2〜

出展者から届いたインスピレーションの源たち。ルーツとなる土地の景色、ありふれた日常の中での小さな変化、旅先で目にしたもの、お気に入りの本やアート。それぞれの作り手の作品を思い浮かべてご覧ください。

人々

人々の焼菓子の特徴のひとつに素材の組み合わせがあります。果物の特徴的なカタチ、カットした時のカタチ、連続したカタチ、何かを参考にというよりは、素材のカタチや組合せを想像して少しでも印象に残していただけるような焼菓子を制作しています。

フルコチエ

ごちゃごちゃした街並みと画集

POTTENBURN TOHKII

現代アート。例えば立体だとアントニーゴームリーやヨーゼフボイス。色だとブルーノムナーリや横山裕一さん。

MAITO/真糸

代表・小室真以人が幼少期から愛読している「Do!図鑑シリーズ」

こちらに写っているシリーズ以外にも冒険図鑑や自由研究図鑑等多数熟読しております。こどもの頃に感じたワクワクする気持ちや探究心を大人になっても忘れないように、日々制作に励んでおります。

makumo

「人」。商品を持って会いにいって、もらうモノが沢山あります。

ミズイロトシロ

私がインスピレーションを受けているのは、生まれ育った奈良盆地です。360°山に囲まれ、自然と町が程よく共存する場所です。現在は東京に住んでいますが、今でも奈良の四季の移り変わりや街並みを思い出しながらデザインをすることが多いです。

MONDOFIL

特に決まったものはありませんが、その時の関心事やマイブームが影響を与えているように思います。今は「月」に関心を持っています。写真は今年の年賀状です。

八重樫茂子

もともとファッションやアートに疎く、何をどうしたらインスピレーションを受けるのか、わかりません。ただ、華やかな生活をしていなくても、同じ1日はありません。いつもの駅への道で、鼻歌を歌っている日もあれば、寒さに息を止めている時もある、ゆっくり雲の流れを追うことができる時もある。小さな変化を見つけて、心を温めている中で、インスピレーションを受けているのかもしれません。

yatra

インスピレーションを受けているものは、自然のなかにある植物や小さな生き物、動物などです。遠くの山から顕微鏡の中の世界まで、興味は尽きません。

YUI MATSUDA

見たものや聞いたことから気になるものが積み重なってデザインのもとになっています。人からいただいた日記(誰かの日常にあった出来事)や夜に見た夢を聞いてデザインするシリーズなどもあります。

YURTAO

旅する事と民族衣装が好きです。普段の自分がいる場所と全然違う文化圏に身を置くことは、視覚的な刺激もさることながら、それ以上に自分の気持ちのあり方を自由にしてくれます。1年のうちに1ヶ月は旅のもとにいる事を目標にしていますが、1年が早すぎてなかなか想い 通りに行けません。が今年はぜひ海外中期旅行に出かけたいと思っています。

Lawny

日頃から国内外を問わず美術館、博物館へ足を運んでいます。昨年夏にはTate Modernにて多くの素晴らしい作品を観ることができました。

Rollo

Rolloのスタッフが製作しているアクセサリーはヨーロッパの蚤の市などで買い付けたボタンが使われています。カラフルなボタンを見ているだけでも制作意欲が湧きます。

【出展者の声をお届け!】インスピレーションを受けているものは?〜ブローチ博 part.1〜

ブローチ博の出品者からも、作品作りにおけるインスピレーションの源について答えが届きました。さまざまな素材から生まれるブローチは、自然の造形美や、過去の思い出、日常のかけらから誕生していました。何気ない装いにアクセントを与えてくれるブローチたちが生まれる背景をそっと覗いてみませんか?

R4

インスピレーションなのか分からないですが(笑)。 日々子育てをしながら刺繍をしているのですが、3歳の息子からの刺激ですかね。

ice-cream headache

四季折々の花や植物、空、、、自然の色や形にイメージがふくらみます。あとは、海外の絵本や写真集などの色使いにはっとします。

ao11

古いものや何気ない景色の中に懐かしく思う気持ちがまじっていてその気持ちから発想が広がったりします。

Atelier Tone/下川 陽子

草や花の色、形、匂い。それから音楽(風の音も含む)。家とアトリエの往復が日常なので、近くにある自然から受けるものが多いです。

オカベマキコ

立体や平面のアンティーク全般から、シルエットや色彩を創造します。

k i c o

葉っぱや花びらのパーツを染めるとき、ドライフラワーの少し褪せた色を参考にします。

kissmi wakisaka

山や森など自然あふれる場所に行ってお花を見たり、道端に咲いている花を見たり、季節ごとに咲くお花をいつも観察しています。あとはドライフラワーが好きなので、同じく時を経て色が変化しているアンティークのハガキや絵本などの色からイメージを膨らませることが多いです。

komeri

その辺に咲いているような草花からインスピレーションを受けています。

coL

昔から大好きな絵本です。

jouer

自然の中の木々や動物

suzuki moeko

日々の中で出会う草木や貝殻、アート作品・音楽などから刺激をもらっています。昨年の秋には、海岸の砂の中から拾い出した貝殻の自然なピンク色に惹かれて、こんな絵が生まれました。

slowth

日常の人や風景、非日常の世界、昔好きだったもの、今好きなもの。最近ではなんでも刺繍にできるか考えてしまいます。

ceramic art accessory 千花 × shizuka, d.s.

何気ない日常で目にする、陰影や潮の満ち引き。
特に葉っぱのフォルムやその影、また夕暮れ時の空の色は毎日違う表情なので見ていて飽きません。

charan 山田亜衣

植物。散歩している時、枝のラインとか見るのが好きです。

【出展者の声をお届け!】インスピレーションを受けているものは?〜紙博編 part.2〜

本日よりスタートした出展者のみなさんへの質問企画。前回に続き、「インスピレーションを受けているものは?」というお題に対する答えをご紹介していきます。目の前に広がる風景や四季の移ろい、身近なところに潜む作り手たちのインスピレーションの源を、そっと覗いてみませんか?

ROKKAKU

雑貨屋さんや本屋さんで並んでいるものからだったり、美術工芸などの展覧会に行って目にしたものからだったり、テレビのニュースからだったり、日常生活の中から受けることが多いです。

ヨハク

インスピレーションを受けるのは様々なものがあります。今は自宅の白い空間と高い天井に響く音楽、そして四季折々のお花からインスピレーションを一番受けているでしょうか。大好きなお花をディスプレイして、空間を楽しみ、大好きな古楽の音楽をアトリエに流しながら制作をするのが一番好きな時間です。

星燈社

こどもの頃に見た情景や、旅先で見た情景です。

京都烏丸六七堂

写真はご近所の満足稲荷神社さん。毎日見ている寺社や風景からアイデアをもらっています。

大枝活版室

日頃の生活の中で“あったらいいな”“自分も欲しいな”と思ったものを企画し、デザインしています。モチーフはベランダで育てている草花やふと目に止まった生活用品など、特別なものからではなく暮らしの中の発見からインスピレーションを受けることが多いです。

田村美紀

色からイメージすることが好きです。作業場から見える団地の風景、きれいな服の組み合わせ、文房具、紙、自然や暮らしの中から生まれることがほとんどです。

【出展者の声をお届け!】インスピレーションを受けているものは?〜紙博編 part.1〜

いよいよ開催まで1ヶ月を切った「紙博 & 布博 〜夢の共演! 手紙社の大博覧会〜」。本日より、出展者のみなさんに聞いた5つの質問とその回答を毎日発表いたします! 初めのお題は「インスピレーションを受けているものは?」。変幻自在の紙の作り手たちのアイディアの種は、一体どんなところにあるのでしょうか。4回に分けて、その答えをご紹介します。

puntas


日々の風景から影響を受けることが多いです。工場地帯からのぼる煙や、海辺の小石、散歩途中に舞う木の葉、散らかりすぎた部屋など、見慣れた風景なのにどうも気になってしまうのです。

paperable
「山」。登山後にアウトプットする事多々あり!

プロペラスタジオ

庭に咲く季節ごとの花、通勤路の街路樹、花屋さんで見かけた草花など。

ネクタイ

「おさんぽ」
隙あらば、森や森みたいな公園へ行くことにしています。冬は特に静かで綺麗なのです。

タカハシカヨコ

山の自然。木や葉っぱや石ころを見ているとほっとすると同時に好きなものが浮かんできます。

【出展者の声をお届け!】インスピレーションを受けているものは?〜布博編 part.1〜

当日に向けて、こちらのブログでは出展者のみなさんの温度溢れる声をご紹介します! 今回お聞きしたのは「インスピレーションを受けているものは?」という質問。作り手の皆さんはどんな物事から感性に刺激を受けて、作品や商品作りに生かしているのでしょうか。2回に分けてお届けします。

相原暦

子どもの頃の記憶を大切にしています。安心感と懐かしさのある絵本は今でもよく開きます。そんなものができたらと思っています。

青衣 あをごろも

毎日渡っている鴨川から見える景色。

idola

天然素材を丁寧に手掘りして作られたひとつひとつ顔つきが違うスマイルボタン。オーナーがお店のシンボルであるスマイルボタンと出逢ったことでidolaは始まりました。

OTSUKIYUMI

毎日の身近にある植物、天気。旅先の景色やそこで拾ったもの。

緒方 伶香

映画と芸術。そして音楽。この2つに、やる気やひらめきをもらっています。並べてみたところ、意外と頑固で、好きなものは変わらないようです。

kata kata

日々の生活の中で感じる全ての事柄にインスパイアされています。動物、昆虫、植物、風景……。それら全てに物語を想像し、布を染めることは私たちにとって大きな楽しみです。ユーモア満点の自然や生き物を描けたらと思っているので、小さな生き物から大きな生き物の目線(生活)を日常的に想像しています。

Canako Inoue

「模様を生み出すにはうれしくなるよりしょうがない」。染色家の大先生、柚木沙弥郎さんの本にはそう書いてありました。わたしのインスピレーションを受けているものも、そんなうれしい瞬間にあります。音楽を聴きにいったり、映画を観たりすることも大好きですが、特別な場所へ行かなくても、家でレコードを聴くこともそんな瞬間のひとつです。父の聴いていないレコードを譲り受けて昔の音楽に針を落として聴いています。窓をあけると庭に季節の花が咲いていると、きれいだからちょっと描いてみようかな、などと思います。ちいさな音に耳を澄ませて、目を凝らしてみると、その豊かさに気づきます。そこで思い浮かんだこと、きれいだな、という直感を大事にして制作をしています。そんなちいさな感動を、図案やテキスタイルを通して、お客さんに届けていきたいです。

chihiro yasuhara

日常あたりまえになっている散歩。季節ごとの空気にわくわくします。

Tetra-milieu

Tetra-milieuの生地のデザインやモチーフは、日本の伝統柄や、古くからある植物、動物から発想を得ています。一方で、色選びなどでは海外の色合わせも影響を受けている部分が大きいです。特に、メキシコ、南米の伝統的な織物、染物の色合いは鮮やかさと渋さが共存していたりするところが素晴らしいです。他にも海外の伝統的なテキスタイルも好きなので、古本屋で海外のテキスタイルパターンの本を見かけるとついつい集めてしまっています。また、テキスタイルからだけではなくモーリス・ドニ、ルイーズ・ブルジョワなどの画家の色選びも好きで、影響を受けています。

点と線模様製作所

風景の中に見える重なりを感じるもの、植物のフォルム。

trois temps

旅先などで出会った街の風景と色使い。

ナカキョウ工房

刺繍や染めをほどこした布や民族衣装を紹介した本、素材のカケラからアイデアやインスピレーションを受ける事が多いです。ため息がでるほどの細かさも真似はできないラフさも、どちらにも魅力を感じます。

nani IRO Textile

自然からのエレメントをインスピレーションに、一枚絵としての美しさを湛えたグラフィカルな構図、面影をとらえた配色、絵画的なトーン・オン・トーン、ゆるやかなラインを筆で表現しています。