ハチマクラの店主・小倉みどりさんは無類の紙もの好き。古い包装紙や切手、封筒にノートなど、小倉さんが日本をはじめ世界各国から選び集めたアイテムが集結するブースは圧巻です。ヴィンテージならではの素朴な紙の質感や印刷の風合い……今の時代にはない特別な存在感を放つ紙ものとの出会いを求めて、宝探しに出かけてみませんか?

【ハチマクラ 小倉みどりさんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
時を経た紙はシワや黄ばみ、音、匂いまでもが愛おしい。なぜか古い紙に惹かれてしまいます。今にはない凝った印刷やインク、ペラペラだったりガサガサした風合いのある紙は古いものならでは。先代が作った優れたデザインを現代にも伝えていければと思います。

ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
1950-60年代のアメリカはドキドキするほど可愛いデザインが多いのです。この時代の包装紙をやっと見つけたのでご紹介したいと思います。古いものは一期一会。この先同じものはほぼ見つかりません。この機会にぜひコレクションに加えてみてください。
ハチマクラ
東京都杉並区高円寺南3-59-4
03-3317-7789
http://hachimakura.com/
クレジットカードの使用:paypayのみ可
商品カタログ予習帳
1920’s フランス アンティークの刺繍新聞。中はため息がでるほど美しい刺繍図案が載っています。そのまま額装して飾ったり撮影背景にも綺麗です。
同じく20世紀初頭のフランスの種ラベル。石版印刷の網点が独特な味を出しています。そのまま並べて飾ってもきれいですが、木箱にもとても合います。
19世紀後半から20世紀初頭フランスのクロモスカード。クロモリソグラフィー(石版印刷)からきているクロモスカード。今でいうトレーディングカードのようなもので収集を目的とした広告だったようです。かなり色々な種類が存在します。どれも今にはない色合いが素敵です。
ハンガリーの刺繍図案。もちろんそのままクロスステッチ用として使用できますが、コピーして封筒や便箋にしても面白いと思いました。材料やデザインの参考に使ってみてください。
1950-60’sアメリカのカードです。この時代のアメリカのデザインがとても好きです。また可愛いカードがいくつか入ってきたのでお持ちします。
イギリスの薬ラベル。瓶はもちろん、紙箱や引き出しにもよく合います。個人的にはラッピングの時お花の飾りなどを留める時によく使っています。裏の水のりが取れてしまったものをお安くセットにしてお持ちする予定です。
ドイツのメーカーのロクタ紙。とても使い勝手が良い紙なので個人的にも実用しています。こちらはロー引きされた部分が半透明になっているのでランプシェードにしたり障子代わりに貼ると部屋がとてもモダンな雰囲気になります。封筒に作り変えてもかっこいいですよ。
ドイツのメーカーのロクタ紙。人気のある星柄封筒
昭和初期~中期の封緘ラベル。老舗デパートなど昔の封緘紙が入りました。今はなきデパートもあります。探してもなかなか出てこないものなのでぜひこの機会にどうぞ。昔は包装紙の留めによく使われていて、祖母の家から出てきた包装紙から剥がしてシールだけ集めたりしていました。ロゴの移り変わりを見ているだけで楽しめます。
Q1.インスピレーションを受けているものを教えてください

大正~昭和初期の時代にとても惹かれます。個人的に蒐集している大正時代の図案やタイポグラフイの書籍から刺激を受けることが多いです。
Q3.愛用されている仕事道具を紹介ください

ゾーリンゲンの鋏は有名ですが、やはりというか流石な使い心地で家中サイズ違いで揃えてます。特に先を使ってカットする時に違いがでますね。もう安物には戻れません(笑)。
チェコやハンガリーなど東欧を旅する雑貨屋・CHARKHA。異国の地からやってきた、懐かしさの残るヴィンテージの素材が揃います。遠い昔の日付が記されたポストカードや、お店で実際に使われていた紙袋など、独特の趣がある紙・通称“アジ紙”が山ほど集まった、夢のような空間が広がりますよ。そのブースに一歩足を踏み入れれば、海外のマーケットに迷い込んだかのような気分になることでしょう。

【CHARKHA・久保よしみさんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
東欧を旅する雑貨店チャルカです。紙博では蒐集するもの、素材力溢れる紙片など、静かに熱い紙コレクター向けのセレクトで参加します。テーマは「紙片に愛を込めて!」

ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
「このあたりで一番の美人ねこのローラです」とか「ちっ、歯医者かよ」と、おしゃべりが聞こえてきそうなイラスト。1970年代のドイツのカードゲームより。笑ってください!
CHARKHA
大阪市中央区瓦屋町1-5-23
06-6764-0711
www.charkha.net
クレジットカードの使用:不可
商品カタログ予習帳
昔の植物図鑑の1ページ。伝えることを目的に描かれた植物画は力強くて絵になります。カラー印刷が高価だった時代は本文を黒一色で印刷し、イラスト部分を別に印刷していました。
1956年の消印が入ったイースターの葉書。うさぎがイースターエッグを製作中です。東欧らしいイラストと共に、ハンガリーの誰かの手書きの文字を愛でてください。
チェコのマッチラベル、いろいろ揃っています。図柄をどんどんと変えてコレクター心を刺激し、マッチをたくさん売っていた時代。チェコ人でなくても集めたくなります!
こちらは葉巻のラベル。グッと渋くなって金色が入り、高級感があります。葉巻の好みで選ぶか、ラベルの種類で選ぶか、迷いますね~。
手のひらサイズの手帖を開くと、びっしりと書き込まれたページが続きます。なめらから筆記体が読めず、書かれた言葉も理解できず。時間を留めた紙として拝見。
引っぱると紙が出てくるロールスタンド。ドイツのデッドストックです。色良し、ロゴラベル良しのあなどれない存在感。紙がなくなったらレシート用紙を入れてください。
何度も使える厚紙のコースター、チェコやドイツの古いものです。飲みながら、話ながら、ビアホールの賑やかな時間が感じられます。グラスのあとや落書きも◎
ドイツの蚤の市で見つけた小さな写真。フレームがギザギザとした白黒プリントは、古き良き時代を思い出させてくれます。そして、どうしてこんなに絵になるんでしょうね。
チャルカが20年以上つくり続けている、日本の包装紙製のオリジナル封筒。昔からあるデザインですがとても新鮮。模様がうっすらと透ける紙の薄さや手触りも魅力です。
Q4.ご自身の作品(商品)のおすすめの使い方を教えてください

ショートブレッドの缶にぎっしりと入っているのは葉巻のラベル。高級感を意識した色、印刷です。人物画が多く、時代を渡った有名人と思われますが、どこのどなたか特定できません(笑) こちらのみなさんを整理して紙博にお持ちします。

この缶は葉巻が入っていたと思われます。葉巻の缶に葉巻ラベルをびっしりと貼って、缶を育てていくのもおもしろいですね。