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【出展者の声をお届け!】インスピレーションを受けているものは?〜布博編 part.1〜

当日に向けて、こちらのブログでは出展者のみなさんの温度溢れる声をご紹介します! 今回お聞きしたのは「インスピレーションを受けているものは?」という質問。作り手の皆さんはどんな物事から感性に刺激を受けて、作品や商品作りに生かしているのでしょうか。2回に分けてお届けします。

相原暦

子どもの頃の記憶を大切にしています。安心感と懐かしさのある絵本は今でもよく開きます。そんなものができたらと思っています。

青衣 あをごろも

毎日渡っている鴨川から見える景色。

idola

天然素材を丁寧に手掘りして作られたひとつひとつ顔つきが違うスマイルボタン。オーナーがお店のシンボルであるスマイルボタンと出逢ったことでidolaは始まりました。

OTSUKIYUMI

毎日の身近にある植物、天気。旅先の景色やそこで拾ったもの。

緒方 伶香

映画と芸術。そして音楽。この2つに、やる気やひらめきをもらっています。並べてみたところ、意外と頑固で、好きなものは変わらないようです。

kata kata

日々の生活の中で感じる全ての事柄にインスパイアされています。動物、昆虫、植物、風景……。それら全てに物語を想像し、布を染めることは私たちにとって大きな楽しみです。ユーモア満点の自然や生き物を描けたらと思っているので、小さな生き物から大きな生き物の目線(生活)を日常的に想像しています。

Canako Inoue

「模様を生み出すにはうれしくなるよりしょうがない」。染色家の大先生、柚木沙弥郎さんの本にはそう書いてありました。わたしのインスピレーションを受けているものも、そんなうれしい瞬間にあります。音楽を聴きにいったり、映画を観たりすることも大好きですが、特別な場所へ行かなくても、家でレコードを聴くこともそんな瞬間のひとつです。父の聴いていないレコードを譲り受けて昔の音楽に針を落として聴いています。窓をあけると庭に季節の花が咲いていると、きれいだからちょっと描いてみようかな、などと思います。ちいさな音に耳を澄ませて、目を凝らしてみると、その豊かさに気づきます。そこで思い浮かんだこと、きれいだな、という直感を大事にして制作をしています。そんなちいさな感動を、図案やテキスタイルを通して、お客さんに届けていきたいです。

chihiro yasuhara

日常あたりまえになっている散歩。季節ごとの空気にわくわくします。

Tetra-milieu

Tetra-milieuの生地のデザインやモチーフは、日本の伝統柄や、古くからある植物、動物から発想を得ています。一方で、色選びなどでは海外の色合わせも影響を受けている部分が大きいです。特に、メキシコ、南米の伝統的な織物、染物の色合いは鮮やかさと渋さが共存していたりするところが素晴らしいです。他にも海外の伝統的なテキスタイルも好きなので、古本屋で海外のテキスタイルパターンの本を見かけるとついつい集めてしまっています。また、テキスタイルからだけではなくモーリス・ドニ、ルイーズ・ブルジョワなどの画家の色選びも好きで、影響を受けています。

点と線模様製作所

風景の中に見える重なりを感じるもの、植物のフォルム。

trois temps

旅先などで出会った街の風景と色使い。

ナカキョウ工房

刺繍や染めをほどこした布や民族衣装を紹介した本、素材のカケラからアイデアやインスピレーションを受ける事が多いです。ため息がでるほどの細かさも真似はできないラフさも、どちらにも魅力を感じます。

nani IRO Textile

自然からのエレメントをインスピレーションに、一枚絵としての美しさを湛えたグラフィカルな構図、面影をとらえた配色、絵画的なトーン・オン・トーン、ゆるやかなラインを筆で表現しています。