古い絵本のなかから飛び出してきたような、深みのあるモチーフの数々を作るのは、Naoko Nakajima Potteryの中島奈緒子さん。陶磁を用いて形成した立体感のある形状と、幾重にも塗り重ねられた釉薬の色彩が生み出す陰影の美しさは必見です。アンティークのような味のあるブローチを胸元で光らせてみてはいかがでしょうか?
【Naoko Nakajima Potteryさんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
作家中島奈緒子がつくる陶磁アクセサリーのブランドです。陶磁のとろみのある豊かな表情に心惹かれ、ブローチを中心にデザインから製作しています。今回は、純度の高い金で彩る金彩ブローチも作りました。イベントだけ並ぶブローチを含め、50種類以上のブローチが並びます。
ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
新作 peaceは新元号を記念して、平和の象徴の鳩とオリーブをモチーフにしました。平和に感謝し、さらなる願いをこめています。鳩がくわえたオリーブは金彩のものと色のものがあります。
Naoko Nakajima Pottery
https://naoko-nakajima.jimdo.com
商品カタログ予習帳
Q1.インスピレーションを受けているものを教えてください
山でみた風景、上高地、立山、異国のアンティークジュエリーや北欧3国の旅の思い出。朝の散歩道。植物図鑑。鳥図鑑。スケッチ。お洋服に合わせたとき素敵かなというもの。
Q2.制作風景を見せてください
山と緑に囲まれた小さな居間でつくっています。スケッチブックの周りにあるものはブローチの釉薬のテストピースです。無限の色と質感があるけど、絵の具のように見たままの色にならないので、デザインとともにテスト焼きが必須です。原料の粉をすり鉢で混ぜて作ります。偶然素敵な色の配合を発見してデザインを考えることもあります。
Q4.ご自身の作品(商品)のおすすめの使い方を教えてください
エランティスのブローチは少し大きめ。胸元ももちろんですが、シャーリングネックの胸元に留めても素敵です。