“新しいデザインではなく大切なデザイン”をコンセプトに発足したpole-pole。古くから日本にある技術を生かしながら、布の特性にあったデザインを提案し、何度でも繰り返し身につけたいテキスタイルを作り出します。布博では、播州織の工場とコラボレーションした新作のテキスタイルを持ってきてくれますよ。今までにない布の形を表現するpole-poleの活動にご注目ください。
【pole-pole・シミズダニヤスノブさんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
pole-poleは、“新しいデザインではなく大切なデザイン”をコンセプトにフリーランスのテキスタイルデザイナーの3人によって2017年に結成。2018年12月には東京のつつじヶ丘にテキスタイルデザインを考える場所(事務所)、生み出す場所(アトリエ)、発表する場所(ギャラリー)として「pole-pole LAB」を開設しました。
ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
織物だからこそ生きる柄を企画し、播州(兵庫県西脇市)の大城戸織布さんと共にジャカード織の布地を制作しました。織物の組織と素材、それぞれの変化の違いを利用することで柄を構成しています。機屋さんとじっくりと向き合い、意見を交わし合うことで生まれた布地です。
pole-pole
http://from-pole-pole.com
東京都調布市西つつじヶ丘4-23-35-106
クレジットカードの使用:可
商品カタログ予習帳
Q1.インスピレーションを受けているものを教えてください
出会いと経験です。
Q2.制作風景を見せてください
2018年12月にオープンした「pole-pole LAB」でのスクリーンプリントのワークショップ風景です。「pole-pole LAB」では小さなお子様から大人まで楽しめるワークショプを開催予定です。
Q3.愛用道具をご紹介ください
スクリーンプリントに必須のアルミ枠とスキージ。このスキージでさまざまな柄をプリントしてきました。
Q4.ご自身の作品のおすすめの使い方を教えてください
今年からスタートした播州の大城戸織布さんと共に製作しているジャカード織の布地「ONPU」シリーズ。風合いが良いテキスタイルなのでコートやシャツなどの衣類にもおすすめです。
Q5.当日、お買い物したい紙博の出展者のアイテム
24日に出展されるテキスタイルデザイナーの経歴を持つ「森のおはぎ」さん。目にも美味しい彩り豊かなおはぎを食べたいです。
pole-poleさんより新作の情報が届きました
ONPU生地の1点物のパッチワークマフラー。
ONPU生地のシャツはオーダー後の製作になります。
カラフルなバンダナハンカチ。
お気に入りの洋服に穴があいてしまった時、あなたならどうしますか? デザイナー・HIKARU NOGUCHIさんは、「装飾ダーニング」の手法を用い、鮮やかなステッチで穴の開いた布を補修します。クローゼットの奥底に眠っていた穴の空いた服だって、チクチクと補修すれば、身につけていた頃の愛着が蘇るはず。当日は、「針仕事をもっと自由に」をモットーに、ダーニングの他にも刺繍や編み物、世界各地から集めた手芸道具や材料をご用意してくれます。
【HIKARU NOGUCHIさんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
針仕事をもっと自由に、という気持ちをダーニングや刺繍、編み物、世界各地から集めたお道具や材料を通して皆さんにお伝えしています。
布博では、大好きな衣類を大事にしたい思いを大切にしたお繕い術・ダーニングをご紹介しながら、イギリス、新潟、南アフリカの工房で作られたHIKARU NOGUCHIのオリジナルニット小物をご紹介します。シンプルな編地のものはウール刺繍の土台にするにも適しています。色糸と説明書を合わせた刺繍キット付き手袋やマフラーも用意します。南アフリカのつやつやふんわりのモヘアシルク糸や、スコットランド、イタリアで丁寧に染められたカシミア糸をご用意いたします。ダーニングはもちろん、普段の刺繍に取り入れると、作品に深みがまします。ふんわり効果の高い毛糸をお楽しみください。また、繕いたい生地をダーニングマッシュルームにきちんと止めることのできるコイルバンド付きの新型ダーニングマッシュルームも販売いたします。持ち手は、手袋や5本指ソックスのダーニングに適した太さ。布博にて実際に手に取って馴染みやすさ、刺しやすさをご検証ください。
ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
南アフリカ製のつやつやふんわりモヘアシルク糸は靴下のダーニングやウール刺繍のアクセントに最適です。
HIKARU NOGUCHI
https://darning.net/
クレジットカードの使用:可(¥10,000以上)
商品カタログ予習帳
Q3.愛用されている仕事道具を紹介ください
私がダーニングをするときは、ダーニングマッシュルームとして商品として販売をしているオリジナルのダーニングマッシュルームはもちろん、海外の蚤の市で出会ったアンティークやビンテージのもの、作家もの、生活用具を代用品として使ったりと様々です。どれもチクチクと刺しているうちに手のぬくもりが伝わって、自分の分身となるような錯覚を覚えることがあります。手芸道具は使い勝手ばかりではなく、どこで出会ったかとかストーリーがある、自分の視覚、触覚に合うかという要素が大切というのが持論です。お気に入りのお道具や資材に囲まれると、刺すひと針も一層いとおしくなります。
Q4.ご自身の作品のおすすめの使い方を教えてください
ダーニングにはどんな糸を使えばいいのでしょうか?という質問への答えは「是非モヘアをお試しください!」です。モヘアは動物性繊維の中でも抜群に強靭で、なおかつ汗を籠らせない機能があるため、靴下といった摩擦によって傷んだ箇所のダーニングにはぴったりです。布博では、モヘアの名産地南アフリカから取り寄せた手染めのモヘアシルク糸やモヘアナイロン糸の小巻を沢山用意しています。お菓子にようなコロンとした形状で、ダーニングだけではなく、刺繍、編み物、フェルティングなど手芸全般でお使いいただけます。
Q5.当日、お買い物したい紙博の出展者のアイテム
ぷんぷく堂さんのオリジナル文房具。
播州織に魅せられたデザイナー・玉木新雌さんが、兵庫県西脇市に移り住み、自ら織り機を動かし播州織をアレンジした「新たな播州織」を生み出すブランド・tamaki niime。糸の重なりが生み出す色合いがとても美しく、その手触りはずっと包まれていたくなるほどふわりとしていてとても柔らか。“布を纏う”ことの楽しさを教えてくれます。
【tamaki niimeさんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
日本のへそ〜兵庫県西脇市 でtamaki niime が自由に織りなす世界にひとつだけの色をお愉しみください。
ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
「スカッフ」
tamaki niimeのカフェスペースであるtabe roomで靴を脱いで上がって頂くので、かわいい足元があったらいいのにという思いからできたスリッパです。
tamaki niime
https://www.niime.jp/
兵庫県西脇市比延町550-1
tel.0795-38-8113
クレジットカードの使用:可
商品カタログ予習帳
Q2.制作風景を見せてください
玉木新雌の思いが、スタッフの思いが、少しずつカタチになっていく場所。
Q3.愛用されている仕事道具を紹介ください
オンリーワンショールの横糸はここで糸を合わせることからはじまります。世界にひとつだけの色。今日はどんな色合わせをしようか。日々の思いがひとつひとつの作品になっていきます。
刺繍作家・沼田真央さんが手がけるtamaoの作品は、童話の世界から飛び出してきたかのようにユーモラスでファンタジック。まるで絵の具を塗るように刺繍糸の色彩で鮮やかに彩られた作品たちは、見ているこちらまでをも不思議の世界へと連れて行ってくれそうです。一目みたらあなたも虜、tamaoワールドにぜひお越しください。
【tamaoさんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
手刺繍や革、その他さまざまな素材を組み合わせ、ファンタジックでユーモラスな世界観を表現するブランドです。主な手法にプリントと刺繍を用いて、一点一点インドの刺繍工房の職人と共にハンドメイドで製作しています。
ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
新作の猫と薔薇ピアス&イヤリングです。実在する猫モデルの写真を元に細かい刺繍で表情を忠実に再現してあります。
tamao
http://tamao-world.com/
クレジットカードの使用:可(¥5,000以上)
商品カタログ予習帳
Q2.制作風景を見せてください
Q3.愛用されている仕事道具を紹介ください
オリジナルで作った刺繍リボンポーチに刺繍糸や針、はさみなどを入れて持ち歩いています。スパンコールは色別に透明のビーズストッカーに収納しています。
Q4.ご自身の作品のおすすめの使い方を教えてください
様々なモチーフが楽しいネックレスは色の奇麗なワンピースと合わせるのがおすすめです
Q5.当日、お買い物したい紙博の出展者のアイテム
KaoPoK Bookbindingさんの手製本が楽しみです
鎌倉に店舗を構える木木のお店には、創作意欲を刺激する手芸材料が盛りだくさん。種類豊富な糸やボタンに、他では出会えない個性的なデザインの生地など、手芸好きはもちろん、初心者も思わず手に取ってしまうアイテムが並びます。ぜひ、この機会に手芸の楽しさに触れてみては?
【木木さんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
神奈川県鎌倉市内で糸や素材の販売をしております。
ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
編んだり刺繍したりして作るキットをいろいろと持って参ります。中でも、ラフィアを使った手芸がおすすめです。初めての方にも、これまで手芸を嗜まれてきた方にも、楽しんでいただきたいと思います。作る時間もその先の使う時間も楽しんでいただけますように。
木木
http://ki-gi.info
神奈川県鎌倉市由比ヶ浜2-8-7 大野ビル101
tel.0467-37-8206
クレジットカードの使用:不可
木木さんより新作の情報が届きました
大人気・ラフィアを使ったアイテムを製作中です。
これは刺繍なのだろうか? そう思わせるほど、緻密かつ繊細に紡がれるokada marikoの刺繍作品。縫うという行為を通して、自己と世界との繋がり、そして過去と未来、記憶を繋げる媒体として刺繍を用いています。わずかに色の違う糸を使ってまるで絵を描くかのように表現されるグラデーションや、鮮やかな色彩の美しさをぜひ会場でご覧ください。
【okada marikoさんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
キャンバスに刺繍を使って描いているアーティストのokada marikoです。独特の風合いと鮮やかな世界をみてもらえたら嬉しいです。
ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
作品の他にも、画面から出てきたようなアイテムが並びます。特に羽根のブローチは一本取りという一番細い刺繍糸を使って微妙な色のグラデーションに仕上げています。どれも一点ものの手作業なので、お気に入りを見つけていただけたらと思います。
okada mariko
http://okadamariko.jimdo.com
クレジットカードの使用:可
商品カタログ予習帳
Q2.制作風景を見せてください
私のリアルな制作中の机周りです。引っ越して日差しの綺麗なところで、時々ねこに邪魔されながら作っています。刺繍糸は使いやすいように各色ごとにグラデーションで分けています。
Q3.愛用している仕事道具を教えてください
私の愛用している仕事道具は写真の他にも沢山ありますが、木目の刺繍フレームと鳥の形のハサミ、私の指にピッタリの指ぬきです。使いやすさと見た目も可愛いとテンションが上がります。
Q4.ご自身の作品のおすすめの使い方を教えてください
キャンバス作品は、イーゼルに置いたり壁にかけていただくのが最もおすすめです。トイレや玄関、普段目にする所に気軽に飾って眺めていただきたいです。インテリア感覚でお部屋に温もりを…
okada marikoさんより新作の情報が届きました
どれも一点ものですが、飾れる作品から繊細なブローチまでご用意してお待ちしております。
手紙社でもおなじみ「刺繍CAFE」などのワークショップを主催するartist in。刺繍の他にも、編み物やレースなど手芸全般に渡りワークショップを行っています。これから手芸に興味はあるけれども、まだやったことがないという方も安心して始められるキットも用意してくれますよ。これから刺繍をはじめたいという方はぜひartist inのブースに足をお運びください。
刺繍CAFE 「自由にステッチ、刺繍のハンカチ作り」
(事前予約制)
刺繍CAFEでは、様々なイラストレーターの描いた絵をプリントしたハンカチやミニバッグなどを刺繍キットとして使っています。好きな色、ステッチでぬり絵をするように自由に針を進めて楽しむ刺繍です。基本のステッチは、その場で丁寧に教えますので、刺繍が初めての方でも大丈夫です。今回は、東京の手紙舎でも開催している内容と同じ、ハンカチに刺繍をするワークショップを開きます。定番の図案3種類の中からお好きな図案を当日にお選び頂きます。
【artist in ワークショップ「刺繍CAFE 自由にステッチ、刺繍のハンカチ作り」】
開催日時:2月23日(土)
1、 10:30~12:00
2、 14:00~15:30
定員:各回12名
参加費(税込):¥3500
持ち物:なし
参加方法:2月8日(金)正午より、こちらからお申し込みください。
注意事項:当日のキャンセルはご遠慮ください