Kumpelは、長年きっぷ印刷に携わってきた老舗・山口証券印刷が、様々な形できっぷの良さを伝えようと立ち上げたブランド。本物の乗車券と同じ紙、印刷機を使用したノートや、駅や路線図のイラストをあしらったぽち袋など、きっぷや鉄道にまつわる紙ものの精巧さには、目を見張るばかり。ドイツ語で相棒を意味する“Kumpel”という言葉のように、人々にそっと寄り添い続けるアイテムが集います。
【Kumpel・松本浩司さんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
こんにちは、創業以来100年にわたって“きっぷ”を中心に凸版印刷の技術を継承してきた老舗印刷会社が立ち上げたデザインステーショナリーブランド「Kumpel」です。素材感のある紙や印刷の価値を多くの方に伝えたい、という想いのもと“きっぷ”と同じ素材・製法で制作したノートや雑貨などを展開中です。ぜひ手にとって、昔のきっぷの独特な感触を実感してください。
ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
「Kumpel Fahrkarte Magnet」(マグネット)
硬券のきっぷを触ったことのない方達にもその感触を知って欲しくて、昔ながらの手法で製造した硬券きっぷをそのままマグネットにしました。実用性も重視したマグネットは強力タイプを採用していますので、ご自宅ではもちろん、オフィスでもお使いいただけます。またきっぷの紙なので書き込みもできます。
Kumpel
〒101-0021
東京都千代田区外神田3-7-16-4F
03-5209-8220
https://www.kumpel-design.com/
クレジットカードの使用:不可
商品カタログ予習帳
Q1.インスピレーションを受けているものを教えてください
マンガや映画やおもちゃ等々。インスピレーションを受けているものはたくさんありますが、デザインをする上での根本的なところは幼少期に読んだ「ドラえもん」と「ドクタースランプ」で出来ていると思っています。なので写真は今でも読む、ドラえもんとドクタースランプのコミックスを。
Q2.制作風景を見せてください
新商品を作るとき、色んな風合いの紙で手作りの試作品を作ります。それをみんなで協議して商品化するアイテムを絞っていきます。写真はサンプル制作中の一枚。
Q3.愛用されている仕事道具を紹介ください
デザインを考えるとき、試作品を作るときに使う道具たち。活字を拾うときに使う文選箱が道具箱代わりです。
Q4.ご自身の作品(商品)のおすすめの使い方を教えてください
Kumpel Stempel Album
小さなスタンプ帳なので、ちょこっと出るときにも持ち歩いてください。スタンプってけっこう色んなところにあるんですよ。大きな旅じゃなくても、駅や公共施設、おしゃれな雑貨屋さんなどなど。スタンプを探すお散歩なんかもいいかも。
Q5.布博でほしいもの(お買い物をしたい出展者)を教えてください
「Lawny」さんのアイテムが気になります。白地の厚手キャンバス地に何層もペイントを重ねたバッグ欲しいですねー。
Kumpelさんから最新情報が届きました!
「Fahrkarte Notizbuch」(B6ノート)
印刷方法は「Kumpel Notizbuch」同様、昔ながらの「きっぷ」と同じ紙・印刷方法で表紙を仕上げたノートですが、ハードに長期間使用しても耐えられるように製本の方法から見直しました。ページ数も130ページに増やしたので、長い時間お使いいただいて自分だけのノートに育ててください。本紙には、筆記適性を吟味した専用紙を採用しています。
ブラック(方眼)/ブラウン(無地)の2種展開