聚落社

そこで出会えるのは、“なつかしくてあたらしいデザイン”の和紙雑貨。京友禅紙の染め屋で修行を積んだ矢野マサヒコさんが立ち上げたブランド聚落社では、伝統的な手捺染という技法で刷られたオリジナルの和紙を使った様々なアイテムを製作しています。味わい深い風合いの紙箱にレターセット、ぽち袋など、和紙ならではの手触りを楽しめる紙製品たちを、どうぞ心ゆくまでご堪能ください。

 

【聚落社さんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
「オリーブ柄」は、聚落社の新定番柄になることを意識して飽きのこない使いやすいデザインを意識しています。

 

ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
A3サイズの紙セット。クラフトに包装に、ブックカバーなど大きめサイズなので使い道は広いです。和紙なので丈夫です。表面がスレたり毛羽だったり、使うことでアジが出るのも特徴です。

 

聚落社
http://jyurakusha17ban-chi.com/
クレジットカードの使用:不可


商品カタログ予習帳


Q1.インスピレーションを受けているものを教えてください

多くのアイデアはイベント会場で見つけています。お客様が商品を選んでいる時に色や柄を見て、研究しています。自分はデザインに関しては全て独学です。自分は商品を作る存在ですが、自分をつくるのはお客様だと思っています。

Q2.制作風景を見せてください


聚落社の商品は全て自分で手捺染しています。

Q3.愛用されている仕事道具を紹介ください


染色型と色を刷り込むコマという道具です。型を作る会社にデザインを持ち込んで製作してもらいます。網の目の荒さや樹脂の素材などで色の出方などが変わります。最終的な紙から逆算して企画しています。色を刷り込むコマはかなり長く使い込んでいます。先端の素材選びから硬さ先の削り具合によって色の出方が大きく変わります。染色型は1枚づつ癖があるので、親指の位置を変えて握っている跡が残っています。

Q4.ご自身の作品(商品)のおすすめの使い方を教えてください


強度のある和紙なのでクラフト、包装など広い使い道があります。ブックカバーにしても長持ちします。少しづつ表面にスレが出てきますが、逆にアジが出るのが面白いです。洋紙に比べてシワが出来にくいので加工にも適しています。スプレー糊があると便利です。スマホケースに挟んだり、障子に貼る方もいます。

Q5.当日、お買い物したい布博の出展者のアイテム


作家として影響を受けそうなくらいデザインだけでも素晴らしい作家さんが揃っています。そのなかでも青衣 あをごろもさんが印象的です。