愛知県江南市を拠点にオリジナル靴下を制作するhacu。靴下を“履く”ことに由来したブランド名には、実はhome(家庭的な)、amuse(楽しませる)、cute(かわいい)、useful(使える)という4つのコンセプトが込められているのだとか。シンプルながらも遊び心あるデザインと、丁寧なものづくりから生まれる確かな履き心地に、虜になる人が続出中です。
【hacu・中村美穂さんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
靴下のhacu(ハク)です。シンプルでちょっとかわいい靴下を作っています。今回の布博では春に履きたい靴下をセレクトしてみました。hacuではすっかり定番となった履き口にゴムが無い靴下「no gomu」に新カラーが仲間入り。カラフルなものからベーシックまで揃いました。オンラインでは4月からの販売開始となっていますので布博ご来場のお客様にいち早くご案内いたします。是非布博で手に取ってご覧ください。
ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
こちらは昨年のSSでも人気だった「ホタル」という名前の靴下です。草原に舞飛ぶホタルをイメージしてデザインしています。昨年人気だったカラーと今季新しく優しいイエローも新色として加わりました。ポコポコした編みが特徴の靴下です。是非手に取ってご覧ください。
hacu
〒483-8251 愛知県江南市大間町新町67番地
0587-55-5075
https://www.hacu.jp/
商品カタログ予習帳
Q1.インスピレーションを受けているものを教えてください
日常にふと目にした風景や色合いが大半ですが、“ありとあらゆることから”、ですね。雑誌、絵本、テレビから、通りすがりの方が来ていたシャツの色やセーターの編み柄。目にしたもので心に残ったものを 「hacu」というブランドのコンセプトやイメージのラインに落とし込んでいきます。また数年前にサンプルで作ったもの(当時はボツにしたもの)から 次のアイデアのヒントをもらうことも多いです。自分が好きな色合いや形というものは 何年経ってもわりと固定しているので 以前作ったものでボツになったものもやっぱり好きな雰囲気のものが多いんだと気づかされます。
Q2.制作風景を見せてください
アトリエの隅っこ、わたしのデスクに広げたノートに思いついたことをとにかく描く、書く作業。数日寝かせて(!)じっくり企画をおこします。
Q3.愛用されている仕事道具を紹介ください
真っ白の表紙のスケジュールノートはわたしのネタ帳です。何の決まりもなく 好きなページにどんどん書いていきます。デザインのアイデアだけなく 素敵なイラスト、写真やピンときた言葉。このノートは名古屋のデザイン事務所COUPGUT(クーグート)さんが出しているもので数年前から購入しています。持ち歩くには大きいLサイズを好んで使っていましたが今年からはSサイズのみになってしまって……。Lサイズの復活を望んでいます!!
Q4.ご自身の作品(商品)のおすすめの使い方を教えてください
シンプルなものからカラフルなものまで、最近は生産できるようになりましたので、その日の気分で、コーディネートしていただけたらと思います。
Q5.紙博でほしいもの(お買い物をしたい出展者)を教えてください
papearnica(ペパニカ)さんの紙で作るアコーディオンのワークショップに参加したことがあるので、個人的にお会いしたいです。
haseさんも、ノートをワークショップで作ったのでいろんな作品を見るのを楽しみにしています。
知らない作家さんがたくさん出店されるようなので 新しい出会いも楽しみにしています!
hacuさんから最新情報が届きました!
前回、ネオンカラーのラインソックスを布博に出品した時に担当の方から「すぐ売り切れました!」とうれしい声をいただきましたので、今回あたらしいカラーでご用意しています。ラインはネオンカラーではなく定番のお色ですが、使いやすいと思います。ボディーには綿・麻の半晒を使用していますので ちょっと雰囲気があって、個人的には気に入っています。