陶器と金彩を用い、空想の花をモチーフとしたブローチを制作するtocohana ceramics。表面にはオーロラのような光沢を持った釉薬が施され、玉虫色の輝きを放ちます。伸び伸びと描かれた輪郭は1点ことに異なる形を持ち、一つとして同じものはありません。tocohana ceramicsの手から生み出される、枯れない花をご堪能ください。
【tocohana ceramics・カミグチナオミさんに聞きました】
ご来場いただくみなさまに向けて自己紹介をお願いします
はじめまして。枯れない花という意味の「常花」と長女の名前の「こはな」からtocohana ceramicsという屋号を付けました。私の中に広がる世界を主に植物に見立て陶器の形に表情しています。
ご自身の一押し作品(商品)を教えてください
「陶器ブローチ」です。
思い入れとしては、大学では陶芸学科でオブジェを専攻していました。卒業後学んだ事を活かす表現が見つけられず制作から10年ほど離れていました。tocohanaceramicsをスタートして最初に陶器ブローチを制作しました。ブローチを作るようになってやっと自分らしいオブジェ表現を出来るようになったなと思いました。なので私にとってブローチは小さな私の芸術的表現作品と思って制作しています。
tocohana ceramics
https://www.instagram.com/tocohana_ceramics/
商品カタログ予習帳
Q1.インスピレーションを受けているものを教えてください
「植物」です。形に悩んだりしたら、制作机の上にたくさんぶら下げたドライフラワーを眺めます。まじまじ見ているとこんなヘンテコな形もあるんだとはっとなったり元気になったりします。
Q2.制作風景を見せてください
マンションの一室がアトリエです。たたら板を切り出して形を成形しています。
Q3.愛用の仕事道具をご紹介ください
20年使用している相棒の窯です。五右衛門風呂みたいな形です。